この記事でわかること

  • ダウン率とは何か・ダウンとフェザーの違い
  • ダウン率80%・90%・95%の品質差
  • ダウンパワー(DP)とフィルパワー(FP)の違いと換算目安
  • ゴールドラベルの種類と読み方

羽毛布団を選ぶときに必ず目にする「ダウン率」。この数字の意味を正しく理解することで、品質と価格のバランスが取れた羽毛布団を選べるようになります。

ダウン(球状の綿毛)とフェザー(軸のある羽根)の構造を比較した図

1. ダウン率とは

ダウン率とは、羽毛布団の中わたに含まれる「ダウン(綿毛)」の割合(%)を指します。残りはフェザー(軸のある羽根)が占めます。

種類形状特徴保温力
ダウン(Down)球状の綿毛軽くてふわふわ。空気を多く含む◎高い
フェザー(Feather)軸のある羽根形を保つ役割。重く硬い△低い

ダウン率が高いほど:軽い・ふわふわ・吸湿放湿性が高い・蒸れにくい・チクチク感がない

2. ダウン率の目安と品質の違い

ダウン率品質グレード特徴価格帯(シングル)おすすめ対象
50〜70%エントリーフェザーが多い。重さ・チクチク感あり〜5,000円コスト最優先
70〜80%スタンダード下価格と品質のバランス型5,000〜1.5万円入門向け
80〜90%スタンダード上推奨ライン。軽くて蒸れにくい1.5〜4万円一般家庭向け
90〜95%プレミアムグースに多い。吸湿放湿性◎4〜10万円品質・快眠重視
95%以上ロイヤルマザーグース級。最高品質10万円以上最上の快眠を求める方

注意:ダウン率50%以下は「羽根布団」に分類されます。品質が大きく異なるため、快眠を求めるなら必ずダウン率80%以上を選んでください。

3. ダウンパワー(DP)とフィルパワー(FP)の違い

ダウンパワーはダウン率と並ぶ羽毛の品質指標です。それぞれの違いを理解しましょう。

指標正式名称使用業界意味
DPダウンパワー(Down Power)日本の寝具業界(JIS規格)1gのダウンが膨らむ体積(cm³)
FPフィルパワー(Fill Power)海外アウトドア・アパレル業界1オンスのダウンが占める体積(inch³)

ダウンパワーとフィルパワーの換算目安

ダウンパワー(DP)フィルパワー(FP)換算目安グレード
〜270dp〜480FPエントリー
270〜350dp480〜600FPスタンダード
350〜400dp600〜700FPハイクラス
400〜440dp700〜750FPプレミアム
440dp以上800FP相当ロイヤル(マザーグース)

換算の目安:360DP ≒ 600FP / 400DP ≒ 700FP / 440DP ≒ 800FP※測定方法が異なるため、この換算はあくまで目安です。

4. ゴールドラベルの種類と見方

ゴールドラベル4種類(ゴールド・エクセル・プレミアム・ロイヤル)のダウンパワー基準を示した図

日本羽毛製品協同組合(JDFA)が発行するゴールドラベルは、品質を第三者機関が認証した信頼の証です。

ラベル名ダウンパワーダウン率品質レベル
ゴールドラベル230dp以上90%以上スタンダード
エクセルゴールドラベル270dp以上90%以上スタンダード上
プレミアムゴールドラベル350dp以上90%以上ハイクラス
ロイヤルゴールドラベル440dp以上90%以上ロイヤル(最高)

5. よくある質問

Q. ダウン率80%と90%はどのくらい違いますか?

A. 実感できるレベルで違います。90%以上はフェザーが少ないため軽く・チクチク感なく・吸湿放湿性が高いです。80%だと若干フェザーが多く、長期使用でへたりやすい傾向があります。品質を重視するなら90%以上が推奨ラインです。

Q. ダウン率は高ければ高いほどいいですか?

A. 基本的にはそうですが、95%以上になると価格が急上昇します。コスパの観点ではダウン率90%・ダウンパワー350〜400dpあたりが「品質と価格のベストバランス」と言われています。

6. まとめ

  • ダウン率=中わたに占めるダウン(綿毛)の割合。高いほど軽くて快適
  • 推奨ラインはダウン率80%以上・できれば90%以上
  • ダウンパワー(DP)は1gのダウンが膨らむ体積。350dp以上が品質の目安
  • 360DP≒600FP / 400DP≒700FP / 440DP≒800FP(換算目安)
  • ゴールドラベル付きを選ぶと品質が第三者保証されている

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