| この記事でわかること
・グースダウン・ダックダウン・アイダーダックの違いと選び方 ・産地別の品質差(ポーランド・ハンガリー・中国) ・掛け布団の全サイズ一覧(シングル〜キング) ・シーツのサイズ一覧とベッドとの対応表 |
「グースダウンとダックダウンはどう違うの?」「アイダーダックって何?」——羽毛の専門用語は耳慣れない言葉が多く、選ぶ際に迷われる方も多いです。
この記事では、羽毛の種類の違いから産地別の品質差、さらに掛け布団・シーツのサイズ一覧まで、専門店の知識をすべて解説します。
グースダウン・ダックダウン・アイダーダック:3種類の違い
グースダウン(Goose Down)
グース(ガチョウ)の羽毛です。ダックよりも体が大きいため、ダウンボールも大きく、少ない充填量で高い保温力と吸湿放湿性を発揮します。
- ダウンボールの大きさ:大
- 吸湿放湿性:高い(夏でも蒸れにくい)
- においの少なさ:◎(少ない)
- 価格:中〜高
- 耐久性:○15〜20年
ダックダウン(Duck Down)
ダック(アヒル・カモ)の羽毛です。グースより体が小さくダウンボールが小さめですが、品質の高いダックダウン(90%以上)は十分な保温性と吸湿放湿性を持ちます。コスパの高さが最大の魅力です。
- ダウンボールの大きさ:小〜中
- 吸湿放湿性:普通
- においの少なさ:△(やや出やすい)
- 価格:低〜中
- 耐久性:△5〜10年
アイダーダック(Eider Duck)
アイスランド産の野生のアイダーダック(ケワタガモ)から採取される世界最高峰のダウンです。自然に巣から採取するため、採取量が極めて少なく、世界の羽毛生産量の0.01%以下。価格は羽毛布団の中で最高額になります。
- ダウンボールの大きさ:最大級
- 吸湿放湿性:最高峰
- 温度調節機能:天然のサーモスタット機能を持つ
- 価格:非常に高価(50〜100万円以上)
- 競合がほぼゼロ:専門店でしか取り扱いがない希少品
| 比較項目 | アイダーダック | マザーグース | グースダウン | ダックダウン |
| ダウンボール | 最大級 | 大きい | 大 | 小〜中 |
| 吸湿放湿性 | ◎◎最高 | ◎最高 | ◎高い | ○普通 |
| 温度調節 | 天然サーモスタット | 非常に高い | 高い | 普通 |
| 耐久性 | 30年以上 | 20〜30年 | 15〜20年 | 5〜10年 |
| 価格 | 50万円〜 | 10万円〜 | 3〜6万円 | 〜2万円 |
産地別の品質差:グースダウンはどこ産がいい?
ポーランド産グースダウン
欧州有数の品質産地。厳しい冬の寒冷地で育つため、ダウンボールが大きく品質が安定しています。においが少なくRDS(責任ある羽毛基準)認証品が多いです。
ハンガリー産グースダウン
世界的に最高評価の産地のひとつ。ポーランドと同様に高品質で、品質が安定しています。日本でも多くの高級寝具ブランドが採用しています。
中国産グースダウン
流通量が多くコスパが高い。品質は農場管理次第でばらつきがあるため、ゴールドラベルや認証マークでの確認が特に重要です。
掛け布団のサイズ一覧
掛け布団を選ぶ際は、使用するベッドや敷布団よりも少し大きめを選ぶのが基本です。
| サイズ | 寸法(幅×長さ) | 対応ベッドサイズ | 適した使用人数 |
| シングル | 150×210cm | シングルベッド(幅97cm以下) | 大人1人 |
| セミダブル | 170×210cm | セミダブルベッド(幅120cm前後) | 大人1人(ゆったり) |
| ダブル | 190×210cm | ダブルベッド(幅140cm前後) | 大人2人 |
| クイーン | 210×210cm | クイーンベッド(幅160cm前後) | 大人2人(ゆったり) |
| キング | 230×210cm | キングベッド(幅180cm以上) | 大人2人(最大サイズ) |
| ポイント:掛け布団はベッドや布団より「一回り大きいサイズ」を選ぶと、横から冷気が入らず快適です。ダブルベッドには「クイーン」サイズの掛け布団を選ぶ方もいます。 |
シーツのサイズ一覧とベッドとの対応表
シーツはベッドサイズに合わせて選ぶことが重要です。サイズが合わないと使用中にずれたり、見た目が悪くなります。
| シーツのサイズ | 寸法(目安) | 対応するベッド・マットレス | ボックスシーツの深さ |
| シングル | 100×200cm | シングルベッド(幅97cm・長さ195cm) | 20〜30cm |
| セミダブル | 120×200cm | セミダブルベッド(幅120cm・長さ195cm) | 20〜30cm |
| ダブル | 140×200cm | ダブルベッド(幅140cm・長さ195cm) | 20〜30cm |
| クイーン | 160×200cm | クイーンベッド(幅160cm・長さ195cm) | 25〜30cm |
| キング | 180×200cm | キングベッド(幅180cm・長さ195cm) | 25〜30cm |
| ボックスシーツ vs フラットシーツの選び方
ボックスシーツ(四隅にゴムが付いたタイプ):ずれにくく、取り付け・取り外しが簡単。マットレスを使っている方に最適 フラットシーツ(ゴムなしの平らなタイプ):柔軟に折り込める。ホテルライクな仕上がりを求める方に |
よくある質問
- グースダウンとダックダウンはどちらを選べばいいですか?
- 快眠・長期使用を重視するならグースダウンをおすすめします。ダウンボールが大きく吸湿放湿性が高いため、夏でも蒸れにくく冬でも軽い保温力を発揮します。コスパを重視するならダックダウン90%以上・ゴールドラベル付きを選べば十分な品質が得られます。
- アイダーダックはどこで購入できますか?
- アイダーダックは採取量が極めて少なく、一般の寝具店ではほとんど取り扱いがありません。専門の寝具専門店や輸入業者を通じて購入することになります。価格は羽毛布団で50万円以上になることが一般的です。
- 掛け布団のサイズはどう選べばいいですか?
- 使用するベッドや敷布団のサイズに合わせ、一回り大きいサイズを選ぶのが基本です。シングルベッドにはシングル〜セミダブルサイズ、ダブルベッドにはダブル〜クイーンサイズが適しています。
まとめ
グースダウン・ダックダウン・アイダーダックの違いと、掛け布団・シーツのサイズ選びのポイントをおさらいします。
- ダウンボールが大きいほど吸湿放湿性が高く、蒸れにくい(グース>ダック)
- 最高品質はアイダーダック(希少品)。次点はマザーグース
- 産地はポーランド・ハンガリー産が品質が安定している
- 掛け布団はベッドより一回り大きいサイズを選ぶ
- シーツはベッドサイズに合わせてボックス型かフラット型を選ぶ
| ▶ 表参道布団店のグースダウン羽毛布団一覧を見る |










