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Jul 10, 2023 Feb 16, 2024

羽毛布団は側生地にも注目!素材の種類や選び方をチェック

 

羽毛布団を選ぶ際に羽毛の品質にこだわる方が多いのですが、同時に注目しておきたいのが側生地(がわきじ)です。

「そもそも側生地とは?」「どのようなものを選べば良いのかわからない」といった方もいるのではないでしょうか。

そこで、高品質な羽毛布団を選択するためにおさえておきたい側生地の基本や、選び方のポイントを紹介します。

この記事を読むことによって側生地についての理解が深まり、どのような羽毛布団を選べば良いのかがわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

羽毛布団の側生地

高品質な羽毛布団を選びたいと考えているのであれば、布団を総合的に評価することが重要です。

そこで、使用されている羽毛だけではなく、側生地と呼ばれる部分もよく確認しておきましょう。

側生地とは何か、どのような役割があるのかから紹介します。

 

側生地とは

側生地とは、羽毛布団を包んでいる布地のことをいいます。外側の生地と考えるとわかりやすいでしょう。

勘違いしやすいポイントとして、側生地は布団カバーのことではありません。羽毛布団は、羽毛が側生地によって包まれており、これとは別に側生地と中の羽毛が傷ついたり汚れたりするのを防ぐために布団カバーを使うことになります。

 

側生地の役割

側生地は、羽毛布団に使われている羽毛が外側に飛び出さないように防ぐ役割を持っています。

単純に中身が飛び出さないようにできるものであればどういったものでも良いわけではありません。

羽毛布団は羽毛が持つ通気性や軽量性、吸湿性、保温性、放湿性、柔軟性などを活かした布団です。そのため、側生地はこれらの機能性を邪魔しないものでなければなりません。

関連記事:羽毛布団に使われる羽毛の産地・特徴は?こだわるべきポイント

 

側生地の素材の種類

側生地に多く使われている素材としては、綿、ポリエステル、シルクの3つが挙げられます。それぞれの特徴は以下のとおりです。

 

綿

コットンの呼び名でも知られている綿は、天然素材の一つです。通気性に優れているだけではなく、吸湿発散性も持ちます。

羽毛は布団の内部で湿度が高まると十分な機能性を発揮できなくなってしまうため、通気性と吸湿発散性が良い綿は羽毛布団の側生地として非常に適しているといえるでしょう。

綿にもいくつか種類がありますが、特に高品質とされているのが「超長綿」と呼ばれる種類です。

軽いだけでなく、手触りも良いので、こだわりたい方は超長綿で作られた側生地を選択してみてはいかがでしょうか。後ほど詳しく解説します。

 

ポリエステル

ポリエステルは、化学繊維です。大きな特徴として、価格が安いことが挙げられます。

丈夫であることからお手入れはしやすいのですが、どちらかというとコストパフォーマンス重視の方に向いている種類であり、品質重視の方には向きません。

これは、綿と比較した場合に吸湿性が低いからです。羽毛布団は温度や湿度調整を自動で行ってくれる優れものではありますが、そのためには外側に湿度を逃がしやすい側生地を選択しなければなりません。

ポリエステルは吸湿性が低いため蒸れやすく、せっかく高性能な羽毛布団を選択したとしても十分な機能を発揮できない可能性があります。羽毛布団の性能を重視したいと考えているのであれば、避けておいた方が良いです。

 

シルク

シルクは蚕(かいこ)から採取される素材であり、高級品として知られています。吸湿発散性において優れているほか、美しく、手触りが良いのも特徴です。

品質が高いイメージを持っている方も多いはずです。ただ、耐久性の問題についてはよく考えておかなければならないでしょう。

残念ながら耐久性が高いとは言えません。日々使用しているうちに傷みが目立つようになってしまいます。

また、非常にデリケートな素材であるためメンテナンスが難しく、クリーニング店の中にはシルクのクリーニングを受け付けていないところも多いです。

こういった特徴を含めて考えると、羽毛布団の側生地としては綿が向いているといえるでしょう。触り心地については、好みの問題もあります。触り心地を重視する場合は、実際に店舗に出向いて確認してみるとわかりやすいです。

 

綿の細さ(番手)の特徴

羽毛布団の側生地には綿が向いていると紹介しましたが、綿100%の側生地を選択しておけば必ずしも間違いないとは限りません。注目したいのが「何番手で作られているのか?」についてです。

番手とは、繊維の細さを表す単位のことです。例えば、10番手の綿と比較すると、100番手の綿は非常に細く、数字が大きいほど滑らかでやさしい手触りになります。ここでは、100~10番手の特徴について紹介します。

 

100番手

100番手は非常に細い糸です。高級な羽毛布団の側生地に使用されることも多いです。

細い糸を使用する形になるため、できるだけ軽く、最高級の側生地を選択したいと考えているのであれば、100番手のものを選択すると良いでしょう。

なお、100番手の側生地は日本製のものが多いといえます。

 

80番手

100番手と同じく高級な羽毛布団に使用されることも多いのが、80番手です。日本製のものが多く、きめ細やかな特徴を持っています。

80番手~100番手はワイシャツなどに使われている綿糸なので、ワイシャツを想像すれば大体のイメージがつかめるでしょう。

100番手ほどではないものの高級な側生地を求めているのであれば、80番手がおすすめです。

 

60番手

60番手で作られた側生地は、さらっとした肌触りが特徴的です。100番手、80番手と比較すると糸の太さはありますが、それでも高品質な商品に使われている太さです。

価格面にもこだわりながら良質な側生地で作られたものを選択したい場合は、60番手あたりを検討してみると良いでしょう。

 

40番手

40番手は、お手ごろ価格で購入しやすい羽毛布団の側生地として使われていることが多いです。

単純に計算すると80番手の2倍の太さということになります。そのため、少しゴワつきを感じることも多いです。

 

10~20番手

10~20番手ともなると、高品質な羽毛布団の側生地として使われることはほぼなくなります。

例えば、デニムの生地などは10番手の糸で織られていることが多いため、厚さのある生地だとイメージできるでしょう。

羽毛がデニム生地に包まれていることを想像してみるとわかるように、羽毛布団の側生地として使用するのに向いているとはいえません。

羽毛布団の側生地に使用される超長綿

品質の良い綿に注目したいと考えた際、注目したいのが「超長綿(ちょうちょうめん)」と呼ばれる種類の綿です。

超長綿は、私たち表参道布団店の商品にも使用されており、高品質なことで知られているものです。

超長綿の特徴などについて紹介します。

 

超長綿

超長綿とは、非常に長い繊維のことであり、その長さは35mm以上もあります。綿は、繊維の長さがどれくらいなのかによって3つに分類されています。

21mm以下のものは「短繊維綿」、21~28mmのものは「中繊維綿」、28mm以上のものは「長繊維綿」です。

超長綿は35mm以上もあるので、長繊維綿の中でも非常に長い繊維であることがわかります。

 

生産地

超長綿とは35mm以上の長さを持つ綿の総称であり、いくつかの種類があります。

例えば「海島綿(かいとうめん)」はカリブ海や西インド諸島で生産されている種類の超長綿です。

カリビアンコットンとも呼ばれるもので、発色性、染色性にも優れています。

エジプトにあるナイル川のデルタ地帯で栽培されている「ギザ綿」も超長綿の一つです。品質の高さで知られており、超長綿の中でも非常に希少性が高い種類といえます。

インド南部で生産されているのが「インド超長綿」です。スビンという種類が有名で、シルクのような手触りを持ちます。

「新疆(しんきょう)綿」は中国にある新疆ウィグル自治区で生産されている超長綿です。超長綿の中では数が多く、流通している種類といえます。

他にもアメリカ南西部やペルーで生産されている「ピマ・コットン」や、南西部のアリゾナ州ピーマ郡で生産される「スーピマコットン」などが代表的です。

超長綿の中でもどの種類に該当するのかによって細かい部分での特徴が変わります。

 

特徴

超長綿を使用した生地は肌触りが良く、まるでシルクのような光沢を持ちます。

なんといっても最大の特徴は希少性の高さです。地球上にある綿花のうち、約5%しか生産できないとされているので、いかに希少性が高いか分かるでしょう。

また、強度も併せ持っています。肌触りが良く強度もあり、さらには吸湿性や放湿性にも優れているので、羽毛布団の側生地としても適している素材です。軽さもあるので、羽毛布団の大きな魅力の一つである軽さを損なうこともありません。

超長綿は、品質が非常に高く、高品質な羽毛布団とそれに合った側生地を選択したいと考えている方におすすめです。側生地を選ぶ際には綿の番手と、超長綿が使われているかに注目してみてください。

 

側生地の「織り方」

側生地に使用される素材について紹介しましたが、もう一つ注目したいのが織り方についてです。

側生地の織り方は、大きく分けると平織、ツイル、サテンの3種類あります。これらは「生地の三原組織」とも呼ばれるものです。それぞれの織り方でどういった特徴があるのか紹介します。

 

平織

平織は、3種類の中でも風合いが良い織り方です。ブロードとも呼ばれます。

縦糸と横糸を交互に組み合わせる形で織り進めていくシンプルな織り方が特徴的です。

通気性が高い特徴を持っているので、軽い生地に仕上げたいような場合は平織が選択されます。

耐久性も高いことから、羽毛が側生地を突き破って外に飛び出してしまうのを防ぐ効果も期待できる織り方です。

ただ、少し風合いが硬くなりやすいので、手触りなどにもこだわりたいと考えているのであれば、他の織り方で作られたものも検討してみると良いでしょう。

安価な側生地は平織で作られていることも多く、洗える素材も多いです。

 

ツイル

ツイルは「綾織(あやおり)」の呼び名でも知られており「斜文織(しゃもんおり)」と呼ばれることもあるものです。生地の表面部分に斜めの線が見えることが名前の由来となっています。

平織と比較すると、なめらかな風合いが特徴的です。織り方としては、縦糸と横糸をそれぞれ2本以上の間隔で交差させます。先程紹介した平織は1本ずつ交差させる織り方であるため、平織と比較すると交差する部分が少ないのが特徴です。

その分表面に糸が出ている間隔が長く、滑らかで光沢を持ちます。また、多くの糸を打ち込んでいることから厚みが出やすい織り方でもあります。

どのような糸の素材が使われているのかによっても変わりますが、厚みがある分、重くなりやすいのも特徴といえるでしょう。羽毛布団の軽さを重視したい方には向いていません。

 

サテン

サテンは「朱子織(しゅすおり)」とも呼ばれる織り方です。他の織り方と比較した際に非常に滑らかでやわらかな風合いが特徴的です。光沢を持っているため、高級感もあります。

サテンは縦糸と横糸の両方が5本以上入っており、交差する場所は上下左右に隣接しないようになっているのが特徴です。ただ、ここの織り方だと、安価な糸を選択した場合に糸がずれやすくなってしまいます。

そのため、サテンを織る場合は糸がずれにくい高価なものを選択し、密度を高めなければなりません。前述した超長綿が使用されることもあります。

高価な糸が使われることが多いのも光沢につながる理由の一つです。しなやかな風合いが特徴で、側生地の中でも高級なものに使用されています。

肌触りや美しさなどの魅力はありますが、価格は高くなりやすいです。

また、ウォッシャブル加工されていないサテン生地については、通常の方法で洗えません。クリーニング以外の方法で洗った場合は生地の目が緩み、中の羽毛が出てきてしまう可能性があるので、十分に注意しましょう。

質感や見た目、価格のほか、メンテナンスの方法なども含めて検討してみることをおすすめします。

 

側生地は布団の品質を左右する重要なポイント

側生地について特徴やポイントを紹介しました。品質の良い羽毛布団は、羽毛の品質が良いのはもちろんのこと、側生地にもこだわっています。

羽毛布団選びをする際はぜひ側生地にも注目してみてください。

 

「Clean Cycle Down」はシルクの様に輝く 綿100%ダウンを包む生地はコットンの宝石と謳われるインド産超長綿グランニュゼサテン120番手と、60番手サテンの2種類。軽くて吸収性に優れ、やさしい肌触りでシルクのような美しい光沢と独特の風合いを持っています。

最高品質の商品「プレミアムRDS Down」は最高級超長綿グランリシューを使用

抗菌防臭防ダニ加工を施しております。

国内最高品質に加え洗練されたデザインで室内インテリアとも調和する羽毛布団を探している方は、ぜひ「表参道布団店の商品」をご覧ください。

Clean Cycle Down 夏用肌掛け/リサイクルダウン

 

高品質な国産高級羽毛布団なら「表参道布団店。」

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監修者

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古賀 貴之

株式会社表参道布団店 代表取締役社長

《略歴》

1978年埼玉県出身。 2001年に寝具会社入社。営業部門でトップセールスマンとして3年間勤務後、2004年大手寝具会社の販売代理店を設立。

2013年若い世代を対象とした透明性の高い布団作りを目指し「表参道布団店。」を設立。「クリーンでサステナブル」をコンセプトに安全で高品質な布団つくりを行う。

《メディア出演実績》

『Casa BRUTUS』に「表参道布団店。」の特集が掲載