羽毛布団とは?グースとダックの違い・ダウン率・ダウンパワーを専門店が徹底解説
羽毛布団とは、中の詰め物にダウン(羽毛)を50%以上使用した掛け布団のことです。
羽毛布団を選ぶとき「グースとダックの違いは?」「ダウン率って何?」「ダウンパワーはいくつを選べば?」と疑問を感じる方が多くいます。
この記事では25年以上布団を扱ってきた表参道布団店が、羽毛布団の基礎知識と正しい選び方を分かりやすく解説します。
「羽毛布団のグースとダックの違いとは?」
「羽毛の種類が知りたい」
「ダウンとフェザーの違いとは?」
羽毛布団を知っている方でも、グースやダックの違いは知らないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、グースとダックの違いだけでなく、ほかの羽毛の種類についても解説しています。
睡眠の質を高めたい方、室内インテリアとしても映える布団をお求めの方は、ぜひ最後までご覧ください。
羽毛布団とは?羽根布団との違い
羽毛布団とは、ダウン(綿毛)を50%以上使用した掛け布団のことです。50%未満のものは「羽根布団」として区別されます。
| 羽毛布団 | 羽根布団 | |
| ダウン率 | 50%以上 | 50%未満 |
| 特徴 | 軽くて暖かい・ふんわり感が高い | 弾力性あり・やや重め |
| 価格帯 | やや高め | 比較的安価 |
| おすすめ | 保温性・軽さを重視する方 | 弾力・コスパを重視する方 |
羽毛布団のグースとダックの違い
まずは、羽毛布団におけるグースとダックの違いから見ていきましょう。
これは、それぞれの言葉の訳を知れば一目瞭然です。
- グース(goose):ガチョウ
- ダック(duck):アヒル
どちらも羽を持つ鳥の名前であり、グースの羽毛布団にはガチョウの羽が、ダックの羽毛布団にはアヒルの羽が使われているということになります。
品質としては、基本的にガチョウ(グース)の方が身体が大きいことから羽毛も大きく、高品質であるといわれます。
そのなかでも、寒い地域に住むガチョウの方が羽毛の質は高くなります。
重さが軽いのもグースであり、全体的にグースの方が高品質といえるでしょう。
グースとダック・マザーグースの違い
羽毛布団に使われる羽毛は主に3種類。「何が違うのか」を一覧で確認してください。
| 種類 | 鳥の種類 | ダウンボール | 価格帯 | 特徴 |
| ダックダウン | アヒル(鴨) | 小〜中 | 1〜5万円台 | コスパが高い。初めての羽毛布団に向く |
| グースダウン | ガチョウ | 中〜大 | 3〜15万円台 | 軽さと保温性のバランスが良い。長く使える |
| マザーグースダウン | ガチョウの親鳥 | 特大(希少) | 10〜50万円以上 | 最高品質。生涯使える1枚を求める方に |
| 専門店より:グースだからいい、ダックだから悪いというわけではありません
重要なのは羽毛の種類よりも「ダウンパワー(かさ高)」と「ダウン率」の数値です。ダックダウンでも高ダウンパワーのものはグースの低品質品より暖かいケースがあります。 |
高級布団をお探しの方は以下をご覧ください。
関連記事:高級布団一覧
ダックとグースの羽毛布団の違いについては以下の記事を参考にしてください。
そのほかの羽毛の種類
ここまで、グースとダックの違いを見てきました。
しかし、羽毛にはほかの種類も多く存在します。
そこでここからは、以下5つの羽毛の種類も解説していきます。
- アイダーダックダウン
- ホワイトダウン
- シルバーグースダウン
- マザーグースダウン
- マザーダックダウン
それぞれ解説していきます。
アイダーダックダウン
はじめに紹介するのは、アイダーダックダウンです。
ダックなので、アヒルの羽毛を使用したダウンということになります。
先述のとおりであればダックはグースに劣りますが、このアイダーダックダウンは例外です。
アイダーダックは和名をホンケワタガモといい、その羽毛の形状は独特です。
先がフック状になっていて、ダウンボール同士が絡みつく構造が作れます。
この絡み合った2つのダウンボールの間が、アイダーダックダウン特有の空気層を生み出し、高い断熱効果をもたらします。
効果はさることながら、その希少性もトップクラスです。
アイダーダックは北半球に生息する水鳥で、メスの羽毛は繁殖期になると自然に抜け落ちます。
この抜け落ちた羽毛で巣を作るわけですが、量は決して多くありません。
そのため生産量にも影響し、アイダーダックダウンは優秀かつ希少な羽毛として高い価格でやりとりされています。
ホワイトダウン
次に紹介するのは、ホワイトダウンです。
この「ホワイト」とは、鳥の毛色を表しています。
「ホワイトグースダウン」はハイイロガンを品種改良し「ホワイトグース」と有色種の「シルバーグース」 が存在します。
しかし、ホワイトダックの羽毛は白みがかっているため、羽毛布団にした際もより綺麗に仕上がります。
なお、見た目以外に違いはありません。
シルバーダウン
次に紹介するのは、シルバーダウンです。
シルバーダウンも、ホワイトダウンと同様に毛色によって定められたダウンの種類です。
こちらはアヒルではなくガチョウの場合に呼称されるのが一般的で「シルバーグースダウン」とも呼ばれます。
こちらも通常の羽毛との違いは見た目のみで、品質に差はありません。
マザーグースダウン
次に紹介するのは、マザーグースダウンです。
名前のとおり「ガチョウの親鳥」の羽毛を使用した製品で、通常のものより高価格になります。
通常のダウンは生後2〜3ヶ月の幼鳥であるグースから採取されますが、およそ2〜3年育てられるマザーグースからは、より大きなダウンボールが採取されます。
そのため質が高く、暖かい羽毛布団になりますが、その希少性ゆえに高価となるわけです。
関連記事:マザーグースの羽毛布団の魅力や選ぶ際のポイントを解説
マザーダックダウン
最後に紹介するのは、マザーダックダウンです。
こちらも名前のとおり「アヒルの親鳥」の羽毛を使用した製品で、通常のダックダウンよりも高価です。
マザーグースダウンと同じく、通常は生後2〜3ヶ月の幼鳥であるダックから採取されるところ、およそ2〜3年育てられるマザーダックから、より大きなダウンボールを採取して作ります。
その分質も高く、暖かい羽毛布団になります。
ダウンとフェザーの違い
最後に、ダウンとフェザーの違いについても解説しておきます。
これらもグースとダック同様、言葉自体の意味から捉えれば理解が早いでしょう。
- ダウン:羽毛
- フェザー:羽根
それぞれの意味は上記のとおりで、いわば「ふわふわの毛」か「芯のある羽」かということです。
以下に、それぞれの特徴をまとめたので、羽毛布団選びの参考にしてみてください。
| ダウン(羽毛) | フェザー(羽根) | |
| 保湿性 | 高い | 普通 |
| 重量 | 軽い | やや重い |
| 獣臭 | 少ない | ややある |
| フィット性 | 良い | 普通 |
| 価格 | 高い | 安い |
基本的にはダウンの方が高品質ですが、その分価格も高く設定されています。
高級布団をお探しの方は以下をご覧ください。
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関連記事:高品質な羽毛布団選びに欠かせないダウンパワーとは?
羽毛布団のグースとダックはグースの方が高品質
羽毛布団は、身体の大きなグースの方がダックよりも高品質・高価格です。
羽毛には、上記の例外である最上級羽毛「アイダーダックダウン」や、見た目を追求した「ホワイトダウン」「シルバーダウン」、親鳥の羽毛を使った「マザーグースダウン」「マザーダックダウン」なども存在します。
それぞれの特徴から、お好みの羽毛布団を選んでください。
表参道布団店はサステナビリティをものつくりの本質に置き、世界中から厳選した良質なリサイクル羽毛を使用しており、
RDS Down(新品の羽毛)に関しては動物福祉に関する厳格な要件をクリアした国際認証基準のRDS認証を取得しています。
Flower Down、Clean Cycle Downに関してはリサイクルダウン(リサイクルの羽毛)を利用しています。
国内最高品質に加え洗練されたデザインで室内インテリアとも調和する羽毛布団を探している方は、ぜひ「表参道布団店の商品」をご覧ください。
説明
日本国内で流通するリサイクルダウンから、特に品質・性能が良いものを選別し、山梨県白州の地下天然水で徹底的に洗浄。究極の羽毛布団つくりを実現したサステナブルな羽毛掛け布団です。
表参道布団店は3種類の羽毛を利用しています。
選ぶときに見るべき3つの数値
① ダウン率:数字が高いほど軽くてふんわり
ダウン率とは、布団の中身に占めるダウン(綿毛)の割合です。80%以上が目安で、90%以上なら高品質といえます。
② ダウンパワー(かさ高):保温力の指標
1gの羽毛がどれだけ膨らむかを示す数値。冬用本掛けなら350dp以上、春秋用合い掛けなら270〜350dp、夏用肌掛けなら200dp前後を目安にしてください。
③ 側生地の素材:肌触りと耐久性に影響
綿100%が最も吸湿性・肌触りに優れます。コスパ重視なら綿×ポリエステル混紡もおすすめです。キルト構造は立体キルト加工のものを選ぶと羽毛が均一に保たれます。
よくある質問
Q1. 羽毛布団と羽根布団の違いは何ですか?
A. ダウン(綿毛)の割合が50%以上が羽毛布団、50%未満が羽根布団です。羽毛布団の方が軽くて暖かく、価格は高くなる傾向があります。
Q2. グースとダックはどちらが良いですか?
A. どちらが良いかは一概には言えません。グースの方がダウンボールが大きく高品質とされますが、ダックでもダウンパワーが高いものは十分な品質があります。予算と用途で選ぶのが賢明です。
Q3. ダウンパワー350dpとはどのくらいの暖かさですか?
A. 冬の本掛け布団として十分な保温力の目安です。350dpあれば一般的な日本の冬に対応できます。寒がりの方や北国にお住まいの方は400dp以上を選ぶとよいでしょう。
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